結論:開通までは「最短2週間〜1ヶ月」が目安、繁忙期はさらに延びる傾向
光回線の申し込みから開通までは、条件が揃っていれば最短2週間程度、一般的には1ヶ月前後を見ておくと安心です。ただし引っ越しシーズンにあたる3〜5月は申し込みが集中するため、1〜2ヶ月以上かかる傾向があります。当日の工事自体は1〜2時間程度で終わることが多いですが、「いつ開通するか」は事前のスケジュール調整が大きく影響します。
これから申し込みを検討している方は、余裕を持って早めに動き出すことが、結果的に一番の近道になります。
光回線の工事は「屋外工事」と「屋内工事」の2段階
光回線の工事は、大きく分けて次の2つで構成されています。
- 屋外工事:電柱や共用部から自宅まで光ファイバーケーブルを引き込む作業
- 屋内工事:室内に光コンセント(回線終端装置)を設置し、ONUやホームゲートウェイと接続する作業
すでに建物に光ファイバー設備が入っていて、室内に光コンセントが設置済みの場合は、この工事自体が不要になるケースもあります。逆に、光ファイバーが未整備の建物では屋外・屋内の両方が必要になり、その分スケジュールの調整に時間がかかる傾向があります。
立会いが必要なケース・不要なケース
立会いの要否は、自宅の設備状況によって変わります。
- 立会いが必要:室内に光ファイバーケーブルや光コンセントがまだない場合
- 立会い原則不要:すでに光ファイバーケーブルが引き込まれ、光コンセントも設置済みの場合
賃貸物件で以前の入居者が光回線を使っていた場合などは、立会いなしで開通できることもあります。ただし建物の設備は事業者側で確認するまで確定しないことが多いため、「立会いが要るかどうか」は申し込み後の案内を必ず確認しておきましょう。
申し込みから開通までの標準的な流れ
- 公式サイトまたは代理店から申し込み
- 事業者・工事会社から工事日程の連絡(電話またはメール)
- 希望日を調整し、工事日を確定
- 工事当日:立会いが必要な場合は在宅で対応(所要時間の目安は1〜2時間)
- 開通・接続設定を行い利用開始
工事日程の連絡は、申し込みから数日〜1週間程度で来ることが一般的です。この連絡を見逃したり、折り返しが遅れたりすると、その分開通も後ろ倒しになりやすいので注意してください。
繁忙期(3〜5月)は特に注意
新生活シーズンにあたる3〜5月は、引っ越しに伴う光回線の申し込みが集中し、工事の予約が埋まりやすい時期です。この時期に申し込むと、通常より開通まで長くかかる傾向があります。引っ越しが決まった時点で早めに申し込みを済ませておくと、希望に近い日程を確保しやすくなります。
工事にかかる初期費用の目安(2026年9月時点)
工事期間とあわせて気になるのが、契約時にかかる事務手数料や工事費です。各社の代表的な条件は次のとおりです。
| サービス | 契約事務手数料 | 工事費(代表例) |
|---|---|---|
| ドコモ光 | 4,950円 | 代表例22,000円(2026年6月1日改定)※新規工事料相当のdポイント進呈特典がある場合あり |
| ソフトバンク光 | 4,950円 | 2026年6月1日に改定。キャンペーンで実質無料になる場合あり |
| auひかり | 4,950円(2026年8月以降の新規登録料) | 公式サイトでご確認ください |
| ビッグローブ光 | 公式サイトでご確認ください | 固定電話とセットで実質無料になる場合あり |
工事費については、キャンペーンの適用条件(他社からの乗り換えかどうか、オプション加入の有無など)によって実質負担額が変わります。申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
開通を早めるためにできること
- 引っ越し・利用開始日が決まったら、できるだけ早く申し込む
- 工事会社からの連絡には早めに折り返す
- 繁忙期(3〜5月)を避けられるなら避ける、避けられない場合はさらに前倒しで動く
- すでに建物に光ファイバー設備がある物件を選ぶ(立会い工事が不要になりやすい)
「今すぐネットを使いたい」場合は、工事が不要なホームルーターやポケット型WiFiを開通までのつなぎとして検討するのも一つの方法です。ただし速度や通信量の面で光回線と特性が異なるため、あくまで一時利用と割り切るのが向いています。
よくある質問
Q. 工事の予約はどのタイミングで確定しますか?
A. 申し込み後、事業者や工事会社からの連絡で日程を調整し、双方合意した時点で確定します。連絡が来るまでの期間は事業者によって差があります。
Q. 工事の立会いは家族でも代理できますか?
A. 一般的には成人であれば家族の代理立会いが可能なケースが多いですが、契約者本人による確認が必要な場合もあるため、事前に事業者へ確認しておくと安心です。
Q. 賃貸物件でも工事はできますか?
A. 多くの場合可能ですが、建物によっては大家さんや管理会社の許可が必要です。申し込み前に確認しておきましょう。
Q. 工事費を今すぐ知りたい場合はどうすればいいですか?
A. 建物の設備状況によって金額や条件が変わるため、公式サイトのシミュレーションや問い合わせ窓口で確認するのが確実です。
選び方のポイント
工事期間だけを基準に選ぶと、後から月額料金やセット割で損をしてしまうこともあります。以下もあわせて確認しておくと安心です。
- 今の住まいで対応しているサービスかどうか
- スマホとのセット割の有無と条件
- 契約期間の縛りや解約金の仕組み(光回線の解約金はいくら?仕組みと注意点も参考にしてください)
- 縛りなしプランを選ぶかどうか(光回線の「縛りなし」とは?)
▶ ドコモ光の公式サイトで最新の工事日程の目安を確認する(https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/)
私自身、キャリア営業の現場にいた頃、「開通を急いでいたのに繁忙期で1ヶ月以上待った」というお客様の声を何度も聞いてきました。工事期間は事業者だけでなく時期にも左右されるため、引っ越しや利用開始のタイミングが決まったら、できるだけ早めに動くことをおすすめします。
すでに光回線から別の光回線への乗り換えを考えている場合は、光回線の乗り換え手順と注意点もあわせてご覧ください。
ミナト先生のまとめ
光回線の開通までは、最短でも2週間、一般的には1ヶ月前後を見ておくと余裕を持って準備できます。特に3〜5月の繁忙期は工事が集中しやすいため、引っ越しや利用開始日が決まった時点でできるだけ早く申し込むことが、開通を遅らせないための一番のポイントです。工事費や事務手数料はキャンペーンで変動することが多いので、契約前に公式サイトで最新の条件を確認してから申し込みましょう。
この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の"損しない"見直しを発信しています。


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