格安SIM乗り換えの手順を解説【2026年9月】

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格安SIMの乗り換え、何から始めればいい?

結論から言うと、格安SIMへの乗り換えは「①今の契約を確認する→②乗り換え先を決める→③MNP予約番号を用意する(またはMNPワンストップ方式を使う)→④乗り換え先に申し込む→⑤SIM(またはeSIM)を差し替えてAPN設定をする」という5つのステップで進みます。難しく感じられがちですが、順番通りに進めれば、ネット操作に慣れていない方でも1〜2時間程度で完了することが多い作業です。

ただし、通話の使い方・データ量・家族構成・「困ったときに店舗で相談したいか」によって、向いている乗り換え先や手続きの進め方は変わります。この記事では、オンライン完結型と店舗相談型、それぞれの手順の違いを比較しながら解説します。

格安SIM乗り換えの流れ(比較表)

まず、乗り換え方式によって手順や条件がどう変わるかを比較表で確認します。以下は2026年9月時点の情報です。

項目 オンライン完結型(例:ahamo) 店舗相談型(例:ワイモバイル)
素の月額目安(30GB前後) 2,970円(ワンプライス) シンプル3 M:4,378円
申込・相談窓口 オンラインのみ オンライン+全国の店舗
契約事務手数料 0円 店頭4,950円/オンライン3,850円
契約解除料 特になし(最新情報は公式サイトでご確認ください) 開通月から12か月以内の解約でM:858円(2026年7月1日以降の新規・MNPで新設)
通話 5分以内の国内通話が申込不要で無料 シンプル3 Lのみ10分以内の国内通話が申込不要で無料
向いている人 自分で手続きを進められる方、店舗サポートが不要な方 店舗で相談しながら進めたい方、家族割・セット割を使いたい方

※月額は素の金額(割引適用前)です。割引条件は各社の解説で説明します。※2026年9月時点の情報です。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

オンライン完結型で乗り換える場合:ahamoの例

ahamoは、30GBで月額2,970円のワンプライスで、契約事務手数料が0円というシンプルさが特徴です。データ量を増やしたい場合は、大盛りオプション(+1,980円)で最大110GBまで対応できます。5分以内の国内通話は申込不要で無料です。海外でも、91の国・地域で国内分と合わせて30GBまで追加料金なしで使えます(最初の利用日から15日経過後は速度が最大128kbpsに制限されます)。

一方で、ahamoはオンライン専用のため店舗窓口がありません。小容量プランや家族割の仕組みもないため、「困ったときに対面で相談したい」「データを使わない月は料金を抑えたい」という方には不向きな場合があります。手続きに慣れていて、自分でオンライン申込を完結できる方に向いています。

ahamoの公式サイトで最新のプランを確認する

元携帯キャリアの店舗で営業をしていた頃、オンライン専用プランへの乗り換えを希望されるお客様から「申込は自分でできそうだけど、SIMが届いた後の設定が不安」というご相談をよく受けました。実際には、多くの機種でSIMを差し替えるかeSIMを読み込むだけで、APN設定も自動で完了することがほとんどです。心配な場合は、乗り換え前に自分のスマホがオンライン専用プランの動作確認端末に対応しているか、公式サイトで確認しておくと安心です。

店舗で相談しながら乗り換えたい場合:ワイモバイルの例

ワイモバイルは、シンプル3 S(4GB/3,278円)・M(30GB/4,378円)・L(35GB/5,478円)の3プランを用意しており、Yステーション(ワイモバイルショップ)で相談しながら申込むことができます。

割引を使う場合、おうち割 光セット(A)で1,650円/月、PayPayカード割(PayPayカード ゴールド払い)で550円/月の割引が受けられ、フル適用時はS:858円/M:1,958円/L:3,058円になります(光回線とスマホのセット割の仕組みも参考にしてください)。家族割引は2回線目以降1,650円/月の割引が最大10回線まで適用されます。ただし、これらの割引にはセット対象の光回線契約やカードの発行・条件を満たす必要があるため、「割引前の素の金額でも払える範囲か」を基準に検討することをおすすめします。

注意点として、2026年7月1日以降に新規契約・MNPで申し込んだ場合、開通月から12か月以内に解約すると契約解除料(S/M:858円、L:1,100円)が発生する仕組みが新設されています。また、契約事務手数料は店頭4,950円、オンライン3,850円です。10分以内の国内通話が申込不要で無料になるのは、シンプル3 Lのみです。

家族に高齢の方や、通信トラブル時に自分では対応が難しい方がいる場合は、店舗で相談しながら手続きできる点がワイモバイルの安心材料になります。

乗り換え前にチェックしておきたいポイント

  • 今の契約の解約条件を確認する:現在の契約に契約解除料や工事費残債がないか、乗り換え前に確認しておきましょう。
  • MNP予約番号の有効期限:MNP予約番号(またはMNPワンストップ)には有効期限があります。取得後は早めに乗り換え先へ申し込みましょう。
  • 乗り換えるタイミング:料金プランの改定や自分の契約更新月によって、乗り換えに適したタイミングは変わります。詳しくは格安SIM乗り換えのタイミングの解説も参考にしてください。
  • キャリアメールの扱い:格安SIMに乗り換えると、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなる場合があります。必要な場合は、有料の持ち運びサービスの有無を確認してください。
  • 通信品質のトレードオフ:格安SIMは、回線を借りて提供している事業者が多く、お昼や夕方など混雑する時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。動画視聴やオンラインゲームを頻繁に行う方は、この点も踏まえて検討しましょう。
  • 対応端末の確認:SIMロックの有無や、eSIM対応機種かどうかは事前に確認しておくと、乗り換え当日にスムーズです。

「乗り換えれば必ず安くなる」というものではなく、通話時間・データ量・家族構成・店舗サポートの要否によって最適な選び方は変わります。

よくある質問

Q. MNP予約番号は必ず必要ですか?
A. 電話番号を変えずに乗り換える場合は必要です。ただし、MNPワンストップ方式に対応した組み合わせであれば、MNP予約番号を自分で取得しなくても手続きできる場合があります。

Q. 乗り換え中にスマホが使えない時間はありますか?
A. 回線の切り替え作業中、数十分程度圏外になることがあります。当日中に使い始めたい場合は、時間に余裕を持って手続きすることをおすすめします。

Q. 今使っているキャリアメールは乗り換え後も使えますか?
A. そのままでは使えなくなるケースが多いです。必要な場合は、乗り換え前に各キャリアのメール持ち運びサービスの有無・条件を確認してください。

Q. 家族割やセット割は乗り換えでどうなりますか?
A. 家族の一部だけを先に乗り換えると、残った家族の割引額が変わることがあります。家族全体で乗り換えるタイミングを合わせるか、事前にシミュレーションしておくと安心です。

Q. 店舗サポートがない事業者を選んで困ることはありますか?
A. オンライン専用プランは、設定に不慣れな方や高齢の家族がいる場合、自己解決が必要な場面が出てくることがあります。不安な場合は、店舗で相談できる事業者を選ぶのも一つの方法です。

ミナト先生のまとめ

格安SIMへの乗り換え手順自体は、①契約確認→②乗り換え先の決定→③MNP予約番号の準備→④申込→⑤SIM差し替え・APN設定、という流れで進みます。難しいのは手順そのものより、「自分にとってどちらの乗り換え方式が合っているか」を見極めることです。オンラインで完結させたい方、店舗で相談しながら進めたい方、それぞれに合った選び方をしていただければと思います。

この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の"損しない"見直しを発信しています。

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