結論:スマホ代は「プラン」「セット割」「家族割」の3つで考えると整理しやすくなります
スマホ代を下げる方法は、細かいテクニックを入れると数え切れませんが、毎月の金額に効いてくるのは大きく3つです。
- 使用量に合ったプランに変える(容量を使い切れていない方向け)
- 自宅の光回線や決済手段とのセット割を使う(条件が合う方向け)
- 家族割を使う(同じ事業者で複数回線を持つ方向け)
ただし、どれが合うかは通話時間・データ量・家族構成・店舗サポートが必要かどうかで変わります。「乗り換えれば必ず安くなる」とは言えないため、まずは自分の条件を整理するところから始めましょう。
※金額は2026年7月時点の各社公式情報をもとにした税込表記です。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
まず確認したいこと:今の使用量と通話の使い方
元キャリア営業として約1万件の契約に関わった経験から言うと、料金が割高になっている方の多くは「使っていない容量や不要なオプションに料金を払っている」ケースでした。プランを選ぶ前に、次の3点を確認してください。
- 直近3か月の月間データ使用量(契約会社のマイページで確認できます)
- 通話の頻度と1回あたりの長さ(短い通話が中心か、長電話が多いか)
- 加入中のオプション(補償・動画サービスなど、使っていないものがないか)
使用量の見直し方は、スマホ料金プランの見直し方でも詳しく整理しています。
素の月額で比べる:ahamoとワイモバイル
割引は条件を満たした方だけが受けられるものです。そこで、ここでは割引を使わない場合の月額を基準に並べます。
| 項目 | ahamo | ワイモバイル(シンプル3 M) |
|---|---|---|
| データ容量 | 30GB | 30GB |
| 月額(割引なし) | 2,970円 | 4,378円 |
| 契約事務手数料 | 0円 | 店頭4,950円/オンライン3,850円 |
| 通話 | 5分以内の国内通話が無料 | プランに応じて確認が必要(シンプル3 Lは10分以内が無料) |
| 店舗サポート | なし(オンライン専用) | あり |
| 割引の仕組み | 家族割の仕組みはなし | おうち割・家族割などあり(条件あり) |
※2026年7月時点。金額は税込です。ワイモバイルには、ここで取り上げたM以外にS(4GB/3,278円)とL(35GB/5,478円)があります。
ahamo:割引を使わずに月額を抑えたい方向け
ahamoは30GBで月額2,970円、事務手数料は0円です。5分以内の国内通話が無料で、大容量が必要な方は大盛りオプション(+1,980円)で最大110GBまで使えます。セット割の条件を満たさない方でも金額が変わらない点が、分かりやすさにつながります。
向いている方:スマホの手続きをオンラインで自分で進められる方、割引条件を気にせず一定の料金で使いたい方。
注意しておきたい点:
- オンライン専用のため、店舗の窓口で相談することはできません
- 小容量のプランがないため、月に数GBしか使わない方には容量が大きすぎる場合があります
- 家族割の仕組みがないため、家族で何回線も持っても割引は増えません
- 海外では91の国・地域で国内分と合わせて30GBまで追加料金なしで使えますが、最初の利用日から15日経過後は最大128kbpsに制限されます
ワイモバイル:セット割・家族割を使える方、店舗で相談したい方向け
ワイモバイルのシンプル3は、S(4GB)が3,278円、M(30GB)が4,378円、L(35GB)が5,478円です。素の月額はahamoより高めですが、おうち割 光セット(A)で月1,650円の割引があり、割引をフルに適用した場合の月額はSが858円、Mが1,958円、Lが3,058円になります。
家族割引は2回線目以降が月1,650円割引(最大10回線)です。店舗でも相談できるため、手続きに不安がある方やご家族の分もまとめて見直したい方には検討しやすい選択肢です。
注意しておきたい点:
- 割引後の金額は、対象の光回線や支払い方法などの条件を満たした場合のものです。条件を満たさない場合は素の月額が基準になります
- 契約事務手数料は店頭4,950円、オンライン3,850円がかかります
- 2026年7月1日以降の新規・MNPでは契約解除料が新設され、開通月から12か月以内に解約するとS・Mは858円、Lは1,100円かかります
- 通話が長くなりやすい方は、通話料やかけ放題の条件を別に確認する必要があります
参考:UQモバイルなど他社との比べ方
UQモバイルのトクトクプラン2は30GBで月額4,048円(自宅セット割で月1,100円割引、事務手数料3,850円)、コミコミプランバリューは35GBで月額3,828円(10分通話込み)です。ここでも、割引は条件を満たした場合に限られます。
povo・LINEMO・楽天モバイル・mineo・IIJmioなども選択肢になりますが、料金は変わりやすいため、この記事では金額を載せていません。気になる場合は各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。
選び方のポイント
- 自宅の光回線とセットにできるか:対象の光回線を使っている方は、セット割を前提に比べる価値があります。光回線との組み合わせは光回線のスマホセット割を比較の記事も参考にしてください
- 家族の回線数:家族で複数回線を持つ場合は格安SIM 家族の選び方をあわせてご覧ください
- 困ったときの相談先:料金だけでなく、「トラブルのときに誰が対応するか」も大切です。詳しくは格安SIMの店舗サポートの選び方で解説しています
- 2社の違いをもう一歩詳しく:ahamoとワイモバイルの比較記事、ahamoの評判もご参照ください
よくある質問
Q1. 乗り換えれば、スマホ代は必ず下がりますか?
必ず下がるとは言えません。今の使用量が少ない方や、すでに割引を受けている方は、乗り換えても大きく変わらない場合があります。まず現在の使用量と加入オプションを確認しましょう。
Q2. 割引後の金額で比べてよいですか?
割引には対象の回線や支払い方法などの条件があります。条件を満たせるか確認したうえで、満たせない場合の素の月額も合わせて比べると、後から「想定と違った」となりにくくなります。
Q3. 事務手数料や解約時の費用は考慮すべきですか?
はい。ワイモバイルのように事務手数料や契約解除料がかかる場合は、月額の差額で回収できるかも確認しておくと安心です。
Q4. 店舗で相談できない会社でも大丈夫でしょうか?
オンラインでの手続きに慣れている方なら問題になりにくいですが、不安がある方は店舗サポートのある会社を検討してください。
ミナト先生のまとめ
スマホ代を見直すときは、割引後の金額だけで判断せず、「割引を使わない場合の月額」「事務手数料や解約時の費用」「困ったときの相談先」まで含めて比べることをおすすめします。ahamoは条件に左右されにくい料金体系、ワイモバイルはセット割・家族割と店舗サポートが特徴で、向き不向きは暮らし方で分かれます。
通信費は固定費のなかでも見直しの効果が出やすい項目ですが、個別の状況によるため、必要に応じて専門家にご相談ください。料金や条件は変更されることがあるため、申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください(本記事の金額は2026年7月時点)。
この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の”損しない”見直しを発信しています。


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