楽天モバイルを2台目・サブ回線として使う方法は、「使ったデータ量に応じて料金が変わる」という仕組みを活かした選択肢です。結論からお伝えすると、メイン回線の通信障害への備えや、通話用・データ用の使い分けをしたい方には検討の余地がありますが、毎月ほとんど使わない回線でも基本の料金はかかる点を理解しておくことが大切です。
結論:「何のために2台目を持つか」を先に決めるのが基本です
2台目の回線を持つ目的は、人によってさまざまです。通信障害のときの予備、仕事とプライベートの番号の分け方、タブレットやモバイルルーターでのデータ通信、子どもや親に持たせる回線などが考えられます。目的によって合う回線は変わるため、「なんとなく安そうだから」ではなく、使い方を決めてから選ぶと失敗しにくくなります。
楽天モバイルの料金の仕組み(2026年10月時点の整理)
| 月のデータ使用量 | 月額(税込・最強家族割適用時) |
|---|---|
| 3GBまで | 968円 |
| 3GB超〜20GBまで | 2,068円 |
| 20GB超(無制限) | 3,168円 |
出典:楽天モバイル公式サイト「Rakuten最強プラン」(2026年10月時点)。表は家族割を適用した場合の料金です。割引が適用されない場合の料金や条件は公式サイトでご確認ください。そのほか、Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料(一部の番号を除く)で、1つの楽天IDで最大10回線まで契約できると案内されています。
2台目・サブ回線としての使い方の例
- 通信障害への備え:メイン回線と別の会社の回線を持っておくと、片方が使えないときの予備になります。使わない月はデータ量が少ないので、料金も低い段階で収まりやすくなります。
- 通話用の回線:Rakuten Linkを使えば国内通話が無料になるため、通話が多い方の「かけ放題代わり」として検討する方もいます。ただし、通常の電話アプリから発信すると料金がかかる点に注意が必要です。
- データ専用の回線:タブレットやモバイルルーターに入れて使う方法です。対応する端末かどうかを確認しましょう。
1台のスマホで2つの回線を使う場合は、eSIMを活用すると手軽です。仕組みはeSIMとは?仕組みとメリット・デメリットで解説しています。
メイン回線を楽天モバイルにする場合との違い
サブ回線ではなく、メイン回線を楽天モバイルに乗り換えて通信費全体を下げる考え方もあります。乗り換えで年間いくら変わるかの考え方は楽天モバイルに乗り換えると年間いくら得するかで、スマホ代全体の見直し方はスマホ代を安くする方法と注意点で整理しています。2台持ちにすると合計の通信費は増えるため、本当に2回線が必要かも合わせて考えましょう。
元携帯キャリアの営業として約1万件の契約に関わる中で、2台目の回線は「最初は予備のつもりだったのに、気づけば毎月の固定費が増えていた」という形になりやすい傾向がありました。持つ目的と、使わなくなったときにやめる基準を最初に決めておくと、通信費が膨らみにくくなります。
デメリット・注意点
- データをほとんど使わない月でも、最低の段階の料金はかかります。
- Rakuten Linkを使わずに通常の電話アプリで発信すると、通話料がかかります。
- 建物の中や地域によって電波のつながりやすさが異なる場合があります。予備回線として使うなら、生活圏でつながるかを確認しましょう。
- 家族割などの割引には条件があります。
向いている人・向いていない人
- 向いている方:通信障害に備えて別の会社の回線を持ちたい方、通話が多くRakuten Linkを使える方、月によってデータ量が大きく変わる方。
- 向いていない方:2台目を持つ目的がはっきりしない方、通信費をとにかく最小限にしたい方。
よくある質問
Q. 今の番号のまま楽天モバイルを2台目にできますか?
A. 2台目として新しい番号で契約するのが一般的です。今の番号を移したい場合は乗り換え(MNP)になります。手続きはMNPワンストップの仕組みで確認できます。
Q. 何回線まで契約できますか?
A. 公式サイトでは、1つの楽天IDで最大10回線まで契約できると案内されています。楽天IDを複数作ることは禁止されています。
Q. 2台目を使わない月は料金がかかりませんか?
A. データ使用量が少なくても、最も低い段階の料金はかかります。使わない状態が続くなら、解約も含めて見直しましょう。
ミナト先生のまとめ
楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が変わるため、2台目やサブ回線として使いやすい面があります。ただし、使わない月でも料金はかかり、2回線分の通信費になることは忘れないようにしましょう。「何のために持つか」を決めたうえで、メイン回線との組み合わせを考えるのがおすすめです。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の”損しない”見直しを発信しています。


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