「今の光回線を乗り換えたいけれど、どんな手順で進めればいいのか、タイミングを間違えるとネットが使えない期間ができてしまうのでは」——そんな不安を持つ方は少なくありません。この記事では、光回線を乗り換える際の基本的な流れと、二重払いや利用できない期間を防ぐコツを、FP2級で元携帯キャリア営業のミナト先生が解説します。
結論:光回線の乗り換えは「新しい回線の開通を待ってから今の回線を解約する」のが基本
光回線の乗り換えでもっとも大切なのは、新しい回線の工事・開通が終わってから、今使っている回線を解約する順番を守ることです。先に解約してしまうと、開通までの期間、自宅でインターネットが使えない状態になってしまいます。乗り換え全体でみると、申し込みから利用開始まで数週間程度かかることが一般的です。
光回線を乗り換える5つのステップ
- 乗り換え先を検討・申し込み:エリアやセット割、料金を比較して新しい光回線に申し込みます。
- 工事日程の調整:事業者側で回線状況を確認し、工事可能な日程が案内されます。繁忙期は候補日が限られることがあります。
- 新しい回線の開通工事:屋内への配線や機器設置を行います。建物の状況によっては屋外工事が先に必要になることもあります。
- 新しい回線の利用開始:ルーターの設定が完了すれば、その日からインターネットが使えるようになります。
- 今の回線の解約手続き:新しい回線の利用開始を確認してから、現在契約している事業者に解約を申し出ます。
この順番を守ることで、インターネットが使えない期間や、二重に料金を払ってしまう期間を最小限にとどめやすくなります。
二重払い・利用できない期間を防ぐタイミングのコツ
- 新しい回線の利用開始日が確定してから、今の回線の解約を申し込む
- 解約には「申し出てから〇日後」など事業者ごとの猶予期間があるため、余裕を持って手続きする(詳しくは光回線の解約金はいくら?仕組みと注意点もご確認ください)
- 今の回線と新しい回線が数日〜数週間並行して契約状態になる期間は、二重払いが発生しうる点を理解しておく
- 引っ越しシーズン(3〜5月・7月・10月〜翌1月あたり)は工事枠が埋まりやすく、開通が遅れる可能性がある(詳しくは光回線の工事期間の目安は?開通までの流れ)
主要4社の月額料金・スマホセット割を比較
乗り換え先を検討するときの比較材料として、主要な光回線サービスの月額料金とスマホセット割(2026年8月時点)をまとめます。
| サービス | 月額(マンション) | スマホセット割(最大) |
|---|---|---|
| ドコモ光 | 4,400円〜 | ドコモ 最大1,210円/月(プランにより最大1,100円/月) |
| ソフトバンク光 | 4,180円〜 | ソフトバンク 最大1,100円/月/ワイモバイル 最大1,188円/月(月550円のオプションパック加入が条件) |
| auひかり | 3,740円〜 | au・UQモバイル 最大1,100円/月 |
| ビッグローブ光 | 4,378円〜 | au・UQモバイル 最大1,100円/月 |
スマホセット割は、対象プランやオプション加入の有無によって割引額が変わります。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
乗り換え時に注意しておきたいポイント
- 工事費・事務手数料がかかる:新規契約には契約事務手数料や工事費がかかります。キャンペーンで実質無料になる場合もありますが、条件(オプション加入や適用期間)が設定されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。
- 今の回線の解約金が発生することがある:契約期間の途中で解約すると違約金がかかるプランもあります(詳しくは光回線の解約金はいくら?仕組みと注意点)。契約更新月かどうかも合わせて確認しておくと安心です。
- 「縛りなし」プランを選ぶという方法もある:今後また乗り換える可能性がある方は、契約期間の縛りがないプランも選択肢になります(詳しくは光回線の「縛りなし」とは?)。
- メールアドレスが変わる場合がある:プロバイダのメールアドレスを使っている場合、乗り換え後に使えなくなることがあります。乗り換え前に他のメールサービスへの切り替えを検討しておくと安心です。
ミナト先生の経験から一言
携帯キャリアの営業をしていた頃、光回線とスマホをセットで契約されるお客様を多くご案内してきました。乗り換えのタイミングで多かった相談は「解約と新規契約のどちらを先にすればいいか分からない」というものです。一般論として、生活が始まる日から逆算して余裕を持ったスケジュールで申し込んでおくと、工事が多少ずれ込んでも慌てずに済みます。
よくある質問
Q. 乗り換えの申し込みは今の回線を解約してからの方がいいですか?
A. 逆です。先に今の回線を解約してしまうと、新しい回線が開通するまでインターネットが使えない期間ができてしまいます。新しい回線の利用開始を確認してから、今の回線を解約する順番がおすすめです。
Q. 乗り換えにかかる期間はどれくらいですか?
A. 建物の状況や時期によって幅がありますが、申し込みから利用開始まで数週間程度かかることが一般的です。詳しくは光回線の工事期間の目安は?開通までの流れをご覧ください。
Q. 乗り換えで料金が二重にかかることはありますか?
A. 今の回線と新しい回線が並行して契約状態になる期間があると、その分の料金が重なって発生することがあります。新しい回線の開通日を確認してから、早めに今の回線の解約を申し出ることで期間を短くできます。
Q. 事務手数料や工事費はどのプランでもかかりますか?
A. 事業者やキャンペーンによって異なります。キャンペーンで実質無料になる場合もありますが、オプション加入や適用期間などの条件が設定されていることが多いため、公式サイトで最新の条件をご確認ください。
ミナト先生のまとめ
光回線の乗り換えは、「新しい回線の開通を待ってから今の回線を解約する」という順番を守ることが基本です。工事のスケジュールには余裕を持ち、解約金やメールアドレスの扱いなど、事前に確認しておきたいポイントを押さえておけば、乗り換え時のトラブルを避けやすくなります。ご自身の契約状況に合わせて、無理のないスケジュールで進めていただければと思います。
この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の”損しない”見直しを発信しています。


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