社会人の資格勉強は、「時間がない」「一人だと続かない」という悩みがつきものです。仕事や家事の合間に勉強時間を確保するのは簡単ではありません。結論から言うと、まとまった時間が取りにくい社会人には、スマホで短い時間から学べるオンライン講座が有力な選択肢になります。この記事では、独学・通学との違いや費用の考え方、学びを続けるコツを整理します。
結論:「学ぶ時間の作りやすさ」と「費用」のバランスで選びます
資格の勉強方法には、市販のテキストでの独学、通信講座・オンライン講座、資格学校への通学があります。費用を最も抑えられるのは独学ですが、計画を立てて続ける力が必要です。通学は質問しやすい反面、費用と移動の時間がかかります。オンライン講座はその中間で、動画で要点を学べて、スキマ時間を使いやすいのが特徴です。
資格の勉強方法3つの比較(2026年10月時点の整理)
| 方法 | 費用の傾向 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 独学(市販テキスト) | 低い | 自分のペースで進められる | 計画とモチベーションの維持が必要 |
| オンライン講座 | 中程度(月額制・講座ごとの買い切りなど) | 動画で理解しやすく、スマホで学べる | サービスごとに内容や料金体系が違う |
| 資格学校への通学 | 高い | 講師に直接質問しやすい | 通う時間と費用がかかる |
FP3級を例にした勉強法の比較は、FP3級の勉強法|独学とeラーニングの選び方で解説しています。
オンライン講座を選ぶときのチェックポイント
- 料金体系:月額で複数の講座が受け放題のタイプと、1つの講座を買い切るタイプがあります。複数の資格に興味があるなら受け放題、1つの資格に集中するなら講座ごとのタイプが向いています。
- 動画の長さ:1本の動画が短いと、通勤時間や休憩時間に学びやすくなります。
- 問題演習の有無:動画を見るだけでなく、問題を解いて理解度を確認できるかも大切です。
- 無料体験:申し込む前に、実際の動画や画面の使いやすさを試せるかを確認しましょう。
- 解約のしやすさ:月額制の場合は、解約方法と自動更新の条件を確認しておきます。
FPの家計相談で感じる「自己投資」の考え方
FPとして家計相談を受ける中で、資格の勉強を「自己投資」として考えている方は多くいらっしゃいます。一方で、月額制のサービスに申し込んだまま使わずに払い続けているというケースもよく見かけます。動画配信サービスなどと同じで、使わない月が続くと家計の負担になります。申し込むときに「いつまでに、どの資格を目指すか」を決めておき、使わなくなったら見直すことが、損をしないためのポイントです。
忙しい社会人が勉強を続けるコツ
- 時間を決める:「通勤電車の中」「昼休みの10分」など、勉強する時間を生活の中に組み込みます。
- 小さな目標を立てる:「今日は動画を2本見る」など、達成しやすい目標にすると続けやすくなります。
- 試験日から逆算する:試験日を決めて申し込むと、スケジュールが立てやすくなります。
- 記録をつける:学習時間や進み具合を記録すると、成長を実感しやすくなります。
資格を活かして副業を始める方もいます。副業の収入と税金の関係は副業の確定申告は20万円以下なら不要?で解説しています。
オンライン講座の一例:オンスク.JP
オンライン講座の一つに「オンスク.JP」があります。2026年10月時点の公式サイトでは、スマホやパソコンで講義動画と問題演習を使って学べること、講義動画は1本5分から視聴できること、70講座以上を受講できる月額制の「ウケホーダイ」と、1つの講座を書籍とあわせて学ぶ「TEPPAN」の2つのサービスがあることが案内されています。また、無料体験は期間の制限がなく、自動で有料になることはないと説明されています。料金や対象講座などの最新の条件は公式サイトでご確認ください。
デメリット・注意点
- 月額制のサービスは、使わない月も料金がかかります。
- 講座によっては、試験対策として内容が足りず、テキストや問題集を追加で用意する必要がある場合があります。
- オンライン講座は質問できる範囲がサービスによって異なります。
- 自分で学習時間を確保しないと、なかなか進まないこともあります。
- 資格を取っても、収入や仕事に直結するとは限りません。
向いている人・向いていない人
- 向いている方:通勤時間や休憩時間を使って学びたい方、動画のほうが理解しやすい方、いくつかの資格を試しながら学びたい方
- 向いていない方:講師に直接質問しながら学びたい方、すでに独学の方法が確立している方、紙のテキストだけで学びたい方
よくある質問
Q. スマホだけで資格の勉強はできますか?
A. 動画と問題演習がスマホで使えるサービスなら、スマホ中心でも学べます。ただし、試験の形式によっては、紙での演習やパソコンでの模擬試験もあわせて行うと安心です。
Q. 月額制と買い切り、どちらがいいですか?
A. 複数の資格を学びたい方や、まずは試してみたい方は月額制、1つの資格に集中して合格を目指す方は講座ごとのタイプが向いています。
Q. 家計に役立つ資格はありますか?
A. お金の知識を体系的に学べるFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)や、簿記などは、家計管理にも役立ちます。興味のある分野から始めてみましょう。
ミナト先生のまとめ
忙しい社会人の資格勉強には、スマホでスキマ時間に学べるオンライン講座が選択肢になります。料金体系・動画の長さ・問題演習・無料体験・解約のしやすさを確認し、「いつまでに何を目指すか」を決めてから申し込みましょう。使わなくなった月額サービスを払い続けないことも、家計を守るポイントです。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
この記事を書いた人:ミナト先生/FP2級・元携帯キャリア営業(約1万契約)。通信費と家計の”損しない”見直しを発信しています。


コメント