こんにちは、ミナト先生です。
今回は「民間の生命保険ってそもそもどうやって選べばいいの?」という疑問にお答えします。
保険会社のパンフレットを見ると、「〇〇プラン」「スーパー〇〇」など色々な名前がついていてチンプンカンプンになりますよね。 でも安心してください。実は、生命保険の基本の形は「たった3種類」しかありません。
今日は、個人が絶対に知っておくべき生命保険の全体像を、FP視点でわかりやすく解説します。
※医療保険等の第三の保険については次の記事にて書きます。
生命保険の基本は「3つの形」しかない!
どんなに複雑に見える保険も、分解すれば以下の3つのどれか、あるいはその組み合わせでできています。
- 定期保険(掛け捨て型)
- 終身保険(一生涯・貯蓄型)
- 養老保険(生死混合・貯蓄型)
一つずつ、特徴と「どんな人に向いているか」を見ていきましょう。
① 定期保険(掛け捨て型):「期間限定」のコスパ最強保険
- 仕組み: 「10年間」や「60歳まで」といった定期(期間を区切って)その間に亡くなった場合のみ保険金がもらえます。満期になってもお金は戻ってきません(掛け捨て)。
- メリット: 保険料が安い!月々数千円で、数千万円という大きな保障を買うことができます。
- 向いている人: 「子どもが独立するまでの間だけ、絶対に大きなお金(数千万)が必要」という子育て世代にピッタリです。
💡FPのワンポイント:進化版の「収入保障保険」 定期保険の進化版として、お給料のように毎月10万〜15万円を少しずつ受け取る「収入保障保険(逓減定期保険)」というものもあります。年々もらえる総額が減っていく分、普通の定期保険よりもさらに保険料が安くなるため、現在の子育て世代の主流になっています。
② 終身保険(一生涯・貯蓄型):一生続く安心とお葬式代
- 仕組み: 保険期間が「一生涯」続きます。つまり、何歳で亡くなっても必ず保険金がもらえます。
- メリット: いつか必ずもらえる安心感があります。また、途中で解約すると「解約返戻金」として、払ったお金が戻ってくるため、貯蓄の代わりにもなります。
- 向いている人: 自分が亡くなった時の「お葬式代(200万〜300万程度)」を確実に用意しておきたい人や、遺された家族への「相続税対策」をしたい人に向いています。
③ 養老保険(生死混合・貯蓄型):死んでも生きてもお金がもらえる
- 仕組み: 「60歳まで」と期間が決まっていますが、期間中に亡くなったら死亡保険金が、無事に60歳を迎えたら死亡時と同額の「満期保険金」がもらえます。
- メリット: 万が一の保障を得ながら、老後の資金(貯金)を確実に準備できます。
- 向いている人?: 昔の金利が高かった時代は「最強の保険」として大人気でしたが、現在の超低金利時代では、払った保険料に対して増えるお金が非常に少ないため、FPとしてはあまりおすすめしていません。これに入るなら、安い定期保険に入って、浮いたお金を「新NISA」などで運用した方が効率的です。
「主契約(メイン)」と「特約(オプション)」の違い
基本の3タイプが分かったところで、もう一つ重要なキーワードをお伝えします。 それが**「主契約」と「特約」です。
レストランのハンバーグ定食をイメージしてください。
- 主契約(ハンバーグ): 保険のメインディッシュ。これがないと保険が成立しません(上記の定期・終身・養老のどれか)。
- 特約(トッピング): 目玉焼きやチーズのように、主契約の上に乗せるオプションです。特約だけを単独で注文することはできません。
【よくある特約の例】
- 医療特約・がん特約: 入院・手術・三大疾病などになった時に給付金がもらえる。
- リビングニーズ特約: 「余命半年」と宣告された時、生きている間に死亡保険金を受け取れる(※無料でつけられることが多い)。
保険を見直す時は、「メインのハンバーグ(主契約)は何なのか?」「不要なトッピング(特約)がつきすぎて、値段が高くなっていないか?」を確認するのが鉄則です。
終活という言葉が出てきた昨今。余命宣告されてからやり残したことをしたい。家族としたいことがある。などのためにリビングニーズ特約が出ました。
ただし相続税なども関わってくるので全部受け取って使っちゃえ!というのも違うので注意が必要です。
さいごに
生命保険は、家の次に高い買い物です。そして資産になります。
「よく分からないから、とりあえず全部入りのパックにしよう」と勧められるままに契約すると、毎月数万円のムダな出費になってしまいます。
家族が何人いるのか。資産を残したい人はいるのか。寿命や病気に関しては家系によったりします。
そして一般的に年齢が若い内のほうが安く加入することが出来ます。
まだ結婚してないし入らなくていいか。という方も多くいらっしゃいますが、違います。
その時のために安い保険料で加入し資産として貯蓄しておく。というのが生命保険です。
先生はこういったことを知ったのは30代に入ってからでした。入るかどうかは自由ですが、若い人にこそこういった資産の使い方を考えてほしいなと思う今日この頃です。



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