
スマホ料金の大事なポイントは『3つ』
- 通話
- ギガ
- オプション
この3つさえ押さえておけば自分で見直すことも簡単です!
一緒に勉強していきましょう!
1)通話:お金がかかるのは“電話回線でかけた時間”
LINEやZoomの通話は“データ通信”としてギガを使います。
ここでいう「通話料」は、自分から”かけた電話回線の通話”に対して発生する料金のこと。国内の標準は30秒ごとに22円です。多くの会社にある定番オプションは次の3つ。
- 従量課金のみ:使った分だけ(22円/30秒)。
- 5分/10分かけ放題:月880円目安(ドコモの「5分通話無料」は880円)。短い電話を何度もする人向け。
- 24時間かけ放題:月1,980円目安(ドコモの「かけ放題」1,980円)。長電話が多い人向け。
目安として、従量課金は1分=44円。毎月20分以上電話回線で話すなら、まずは「5分/10分かけ放題」を検討。さらに長電話が多ければ「24時間かけ放題」へ。
2)ギガ:動画もLINEも“少しずつ”減っていく
ネット閲覧、SNS、地図、YouTube視聴、LINEの送受信・通話など、電話以外の通信はすべてギガを消費します。どれくらい減るのか、1GBでできることを3つの実例で。
⭐︎1GBあたりの具体例
- YouTube(720p):約90分(中画質480pなら約2時間、360pなら約3時間が目安)。(Dream)
- LINE音声通話:約55.5時間(1分あたり約0.3MBという目安)。(LINEMO)
- LINEビデオ通話:約3.25時間(1時間で約307MBという目安)。(LINEMO)
※実際は電波や端末、画質設定で変わります。「最近1か月のギガ使用量」をスマホの設定や各社のマイページで確認し、余裕を持った容量を選ぶのがコツ。
3)主要プランの“全体”をつかむ(2025/9/3時点)
大手3社:ギガ使い放題が中心
- ドコモ「ドコモMAX」:使い放題 8,448円/月。1~3GB・1GB以下の段階もあり。
- au「使い放題MAX+ 5G/4G」:7,788円/月(各種割引で下がるケースあり)。(au)
- ソフトバンク「メリハリ無制限+」:基本料の目安は7,425円/月、家族割+光+カード払い等の割引適用時は4,928円/月。(ソフトバンク)
※無制限でもテザリング等に上限があることが多いです(例:ソフトバンクは“テザリング等を合計200GB/月超で速度制御”の条件あり)。(ソフトバンク)
サブブランド等:シンプルでわかりやすい
- ワイモバイル「シンプル2」
S:4GB 2,365円/M:30GB 4,015円/L:35GB 5,115円。Lは10分かけ放題込みに変更(M/Lの容量増も実施)。割引で下がる場合あり。(ワイモバイル, ソフトバンク) - UQモバイル
トクトクプラン2(30GB):データ5GB以下の月は2,178円、~30GBは3,278円(家族割等の割引モデル)。
コミコミプランバリュー(35GB+10分かけ放題):3,828円。(UQ WiMAX) - ahamo(ドコモのオンライン専用)
30GB+5分かけ放題込み:2,970円。大容量は**「大盛り」110GB:4,950円**。(ahamo, ahamo FAQ) - 楽天モバイル「Rakuten最強プラン」(段階制)
~3GB:1,078円/~20GB:2,178円/無制限:3,278円。Rakuten Linkアプリ利用で国内通話は無料。プログラム適用で月110円引きなどもあり。(楽天モバイル)
4)かんたん“決め方”のガイド
- ギガが少ない(月~4GB):料金を抑えたいならワイモバイルSなど。(ワイモバイル)
- ~30GB:ahamo(30GB+5分込み)2,970円は分かりやすく強い。割引前提の手続きが苦手ならUQ コミコミプランバリュー(35GB+10分)3,828円もシンプル。(ahamo, UQ WiMAX)
- ~100GB:ahamo大盛り(110GB)4,950円。(ahamo FAQ)
- 100GB超や“気にせず無制限”:ドコモ/au/ソフトバンクの無制限。ただしテザリング等の上限や割引条件を確認。エリアに問題がなければ楽天の無制限(3,278円)は最安クラス。(au, ソフトバンク, 楽天モバイル)
テザリングの注意
ノートPCに長時間つないで動画会議などをすると、スマホが高温・電池消耗になりがち。さらに、プランごとにテザリングの上限(例:ドコモのペア回線30GB/ソフトバンクは合計200GB超で制御)があるため、固定回線代わりに常用する場合は要チェック。(ソフトバンク)
5)オプション: “安心安全系” と “便利系”
安心安全系
- セキュリティパック:ウイルス対策、詐欺SMS検知、迷惑電話ブロックなどをまとめたもの。名称や中身は社によって違います。
- フィルタリング(未成年):18歳未満が使うスマホでは、販売時にフィルタリングの説明・有効化が義務づけられています(保護者が不要と申し出た場合を除く)。スマホ側のペアレンタルコントロールの方が使いやすい場面も。(広島県, 法令検索)
便利系
- 留守電・キャッチホン・着信転送:プラン込みの場合と有料追加の両方あり。仕事用なら入れておくと安心。
- テザリング:スマホのギガをPCやタブレットに分ける機能。出先で便利ですが、ギガ消費と電池消耗が早いので“常用しすぎ”に注意(上限も各社によりあり)。(ソフトバンク)
まとめ(いちばん大事なポイントだけ)
- 通話は「電話回線の発信時間」に料金。22円/30秒が基本。短い通話をよくするなら5分/10分かけ放題(880円)、長電話が多ければ24時間(1,980円)。(ドコモ)
- ギガは動画・LINEなどで減る。1GB=YouTube(720p)約90分/LINE音声約55.5時間/LINEビデオ約3.25時間が目安。(Dream, LINEMO)
- プラン選びは「直近の実使用量」と「通話の仕方」で。~30GBはahamo、~35GB+通話ならUQコミコミ、~110GBはahamo大盛り、無制限は大手or楽天という“地図”で当てはめると迷いにくい。(ahamo, UQ WiMAX, ahamo FAQ, ソフトバンク, 楽天モバイル)
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