ahamoが登場して4年。
CMはよく見るし安いとは聞くけどよく分からないなぁ。という方はいませんか??
ここでは、プランの内容からメリット・デメリット、どんな人に向いていてどんな人には向いていないのか解説していきます!
概要
ahamoの基本は月30GB=月額2,970円。
5分以内の国内通話は回数無制限で無料が標準で付いてきます。
海外でも91の国・地域で追加料金なし、かつ最大30GBまで国内と同じ容量内で利用可能(15日超の連続利用で速度制限あり)
大容量派は**「ahamo大盛り」**を追加すると、合計110GB=月4,950円でテザリングもOKです(従来は100GB表記、現在は110GBに拡充)。
※本記事は“30GB/100GB”の二本立てで説明を始めますが、現在の大盛りは110GBです(料金4,950円のまま)。
内容(何が入っている?どこまでできる?)
- 通話:5分以内の国内通話が基本プランに標準搭載。長電話派は**かけ放題オプション(月1,100円)**で24時間かけ放題にできます。専用アプリは不要で標準の電話で利用可能。
- データ:30GBを使い切っても1GB/550円で都度追加可能。大盛りは**+80GB/1,980円**を重ねる形(計110GB)。
- 海外データ:国内の容量内で最大30GBまで追加料金なし。出張や旅行での短期利用に強い(長期連続15日超は速度制限)。
- 支払い・特典:価格は割引前提ではなくフラット。そのうえで**dカード支払い特典(毎月+1GB、GOLD等は+5GB)**などの“足し算系”オプションはありますが、ベース料金は変わりません。
- サポート:オンライン専用ですが、**ドコモショップで店頭サポート(1件3,300円)**を受けられます(申込補助・各種手続き補助)。
特徴(ahamoの“強み”をひと言で)
- 価格が“条件に左右されない”
家族割/光回線セット/カード割など複数条件の“引き算”で安く見せないのがahamo流。誰でも2,970円で30GB、大盛りでも4,950円で完結。家族構成や固定回線の有無に縛られないのが強みです。 - 通話と海外に強い“オールイン”
5分通話無料が標準、海外データ30GBまで込み。国内外で“これだけ入っていれば困らない”構成。 - オンライン主軸+必要時は店頭有償
オンラインで完結しつつ、不安ならショップで3,300円の店頭サポートが選べる“逃げ道”も用意。
比較(ワイモバイル/UQモバイルと横並び)
料金レンジと“割引の前提”
- ahamo:30GB 2,970円(5分通話無料込み)/大盛り110GB 4,950円。割引前提なしのフラット設計。
- ワイモバイル(シンプル3):M=30GB:4,158円、S=5GB:3,058円、L=35GB:5,258円。割引(PayPayカード割・おうち割)を重ねて下がる設計。9/25提供開始。
- UQモバイル(トクトクプラン2):最大30GB。基本4,048円。家族/自宅セット割や5GB以下月の自動値引きで**2,728円(30GB帯)/1,628~2,178円(~5GB月)**まで下がる“段階+割引”設計。
含まれる通話・海外
- 通話:ahamo=5分通話無料が標準。ワイモバイルはLで10分/回が無料、S/Mは従量課金(22円/30秒)。UQは通話定額は基本別オプション。
- 海外データ:ahamo=国内容量内で最大30GBまで無料。ワイモバイルは月2GB無料(2026年夏以降予定)、それまでは代替特典。UQはau海外放題等は別途。海外込みの“そのまま使える度”はahamoが一歩先行。
くりこし/経済圏
- くりこし:ワイモバイル/UQは翌月くりこし可(上限あり)。ahamoはくりこしなしだが30GBの余裕と追加購入で調整。
- 経済圏割引:ワイモバイルはPayPayカード割+光割などで実質負担を下げやすい。UQは自宅/家族セット割で同様。ahamoはベース固定で“割引に依存しない”安心感。
ざっくり整理
- 「条件なしの素の価格」で30GB最安級:ahamo 2,970円。
- 「条件を満たせる家庭」での最安狙い:UQ 30GBが2,728円まで下げられるケースあり。ワイモバイルもカード割+光割でSプランなどが大きく下がる。
(※各社、特典の適用条件や還元は変動します。最新条件は公式でご確認を。本文の金額は2025年9月14日時点の公開情報に基づきます。)
結論(向く人/向かない人)
ahamoが向く人
- 割引条件を気にせず、いつでも30GB=2,970円という**“定価の安心感”**で選びたい。家族割も光回線もない/組まない。
- ちょい通話が多いので5分無料標準が刺さる。長電話の月だけ**+1,100円でかけ放題**に切り替えたい。
- 海外利用が多い/にわか出張があるので、追加手続きなしで30GBまで海外データ込みが安心。
- 普段はオンラインで十分だが、**必要ならショップで有償サポート(3,300円)**も選びたい。
- 動画・テザリングもガッツリ使う月がある。**大盛り(110GB/4,950円)**で一気に増量できる柔軟さを重視。
ahamoが向かない人
- 家族複数回線×光回線×カード割など、割引条件を満たせる環境で30GBをより安くしたい(例:UQのトクトクプラン2は条件で2,728円まで)。
- 月5GB以下の月が多い(UQは~5GB月はさらに-1,100円、ワイモバイルも低容量プランの割引が強い)。
- 店頭での“フル”面倒見を重視(ahamoの店頭は有償の申込補助で、従来型の対面契約サポートとは性質が異なる)。
- データくりこし必須(ahamoはくりこし非対応。ワイモバイル/UQは対応)。
まとめ
ahamoは“条件いらずで強い”総合プラン。
“誰でも2,970円で30GB+5分通話無料+海外30GB”という素の実力で、単身・核家族・固定回線なし世帯を中心に“迷ったらコレ”と言える完成度です。
一方、家族・光・カードをフル活用できるならUQ/ワイモバイルの方が割引後は安くなる余地があります。**自分の環境で“足し引き不要に強いか、条件を満たして最安を掴むか”**を見極めるのがコツです。
参考出典
ahamo 料金・大盛り・通話/海外/追加データ・dカード特典(公式)/店頭サポート(FAQ・報道)/ワイモバイル「シンプル3」(公式・報道)/UQ「トクトクプラン2」(公式・リリース)など。本文中に各所で出典を示しました。
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